修論がピンチなので病気されたらもうアウト…
予防注射させて、こまめに緑茶を飲ませて殺菌し、スキーキャンプにも行ってもらう予定だったのですが…
保育園で猛威を振るうインフルエンザにかかってしまいました。
ただでさえ年末年始は園がなくて困ると思っていたのですが、とんでもない!これから2週間息子と一緒とは。
薬ですぐに熱が下がり、元気いっぱいなのに登園できないので本当にピンチです。
新幹線に乗ってはるばるおばあちゃんが助けに来てくれました。でも普段おばあちゃんと生活していないので、ママ、ママ、ママです。
自分にうつらなかっただけで幸いと思うべきでしょうか。
がんばります😭
修士課程2年(L)
ゼミの留学生がパパになりました!新米ママの孤立が心配だったのですが、幸い、同じ国から来た留学生家族が近くに住んでいるそうです。また、男女共同参画推進室に連絡したら、3ヶ月健診時の同月齢児の集まり(居住先自治体主催)を教えてくれました。そういうのもあるんですね。私の頃はなかったのか、単に知らなかったのか。
制度を活用し、素直に人に頼って、学業と育児を両立させてほしいです。そして、ママにも自分の人生を生きてほしい。子供が手を離れたときにママがまだ若いのは、高齢出産経験者として、本当にうらやましいです。
それにしても、個人特定されないよう書くのが難しい。。。(N)
実は、昨年、私が博論を執筆していた頃、夫も別の大学院を受験し、社会人大学院生になりました。というわけで、大学院生最後の半年は、夫婦で大学院生(!)そんな時期に生まれた次男は、お互いの恩師の名から一字ずつもらって組み合わせた名前にしました。(なんて単純なの~と突っ込まれそうですね)
私は文系、夫は理系で全く分野が違うので、お互い相手の研究はチンプンカンプンです。でも現場(実践)にいると、理論が欲しくなり(理論の勉強不足を痛感し)、理論を勉強すると現場に戻りたくなる、、、この気持ちは分野が違っていてもやっぱり共有できるものがあるなと思います。そして何よりも大学院で研究するってやっぱり夢があって、もちろん大変なことの方が多いんですが、楽しい時間ですよね♡
結果として、私の方が早く学生を終えたのですが、それは家族の協力があってのことで、今度は、私が応援せねばなりません。そんなわけで、今週末は私が子どもたち2人を連れ出し、夫に論文執筆の時間を作ってあげなければ、、、さーどこに連れて行こうか(S)
一橋が全学的な交流協定を結んでいるトゥールーズ第一(キャピトル)大学。学部構成が法・経済・経営と一橋に似ていて、2014年ノーベル経済学賞のジャン・ティロール教授がいるところです。そこの学長は刑法学者のコリンヌ・マスカラ教授です。法学部体感女性比率7割のフランスでも、さすがに学長となると珍しいので、どうやってなったのか、前から興味がありました。
地元メディアによるこの就任インタビューでは、他大学を経て着任以来、大学統治組織にずっと関わってきて、教務担当副学長を経験したと話しています。おそらく王道を歩んできたのだろうな、と思います。アグレガシオン(教授資格試験)に受かったエリート教授でもあります(これに受かればどんなに若くてもすぐに教授になります。ちなみに私の友人には、受かって/受けてないけど、長年の貢献で昇進した普通の教授?のほうが多かったりします)。
12月2日に、この大学で研究発表をすることになっています。その翌日、一橋OGを中心とした任意団体の「エルメス会」として、マスカラ学長に「大学における女性の昇進」についてのインタビューをする予定です。インタビュー結果は、ご本人の許可を得られれば、エルメス会のウェブサイトに載せてもらう予定です。ビデオで話していないことを引き出せればいいなあ。(N)
※ビデオ標題は「もう『エクセランス』は禁句じゃない」。「エクセランス」はフランスの大学の格付けの一種。トゥールーズ・キャピトルはそれに落ちたけど、そんなことは気にせず独自の魅力を追求していくそうです。つい「スーパーグローバル」を連想しました。
※※インタビューは学長のご都合により中止となりました。(12月2日追記)
ツイッターで話題になっているコチラ。
https://twitter.com/s_lweis/status/1189738978330546176
じゃあ一橋はどうでしょうか。
図書館の規定やルールがどうなっているのか、、、今、手元では分からないのですが、ひとまず私の経験は、「子どもも一緒に入れた」です。
私は当時、幼稚園児(6歳頃)だった長男を連れて、入口ゲートで
「すみません、子どもを一人で外に残しておけないので、一緒に入りたいんですけど」と申し出たら、
「じゃあ、息子さんの名前を書いてください」と言われ、カウンターで息子の名前を紙に書いたら、すんなり許可されたのを覚えています。
本館2階の辞書コーナーに行って私が調べている間、息子はキョロキョロ。
でもおとなしくしていてくれました。
滞在時間は15分くらいだったでしょうか。。。
振り返ってみると、私一人で長男を連れて何度か入館したことがあります。
でも、いつも研究に必死だった?!ので、「図書館への入館を拒否される可能性」について自分では考えてもみなかった(当然入れると思っていた、、、、)んです。このツイートを見て正直、ハッとしました。
そもそも子連れの入館が認められているのか、カウンターの担当の方が息子の年齢を見て(迷惑をかけそうにないと)判断し気を利かせて入館させてもらえたのか、、、分かりませんが、私自身、もし子どもが乳幼児だったら(もし1歳の次男を連れて行かねばならない状況だったら)、、、走り回ってしまう年齢だったら、、、と考えると躊躇したかもしれません。
乳幼児連れの図書館利用、、、どんなサポートがあったら一番いいんでしょうか。
この週末チラチラと考えましたが、なかなか答えが出てきません。
一橋の図書館は、まさか乳幼児連れはお断り、、、なんてないよねと信じていますが、次のステップは、ただ入館できるだけでなくて、図書館で最低限、必要な研究資料を探すことができるかどうか、、、ですよね。
ちなみに先月8歳になった長男は、一橋の図書館に私と一緒に入ったことを今でもよく覚えていて自宅に送られてきた如水会報(に掲載されていた図書館の写真)を見て、「俺、ここ知ってるよ!」と言っています。彼にとっても貴重な経験であったことには間違いないようです。(S)
一橋は立派な図書館に、研究室、マーキュリータワー、ラウンジなんかも至るところにあって、研究する場所には困らないんじゃないかと思います。
でも、私自身、大学院生の間、果たして、図書館でじっくり?!研究する時間があったかしら。
実は、図書館では事前にオンラインで調べたり予約していた本や資料を受け取るだけのことが多かったように思います。
資料の読み込みはもっぱら行き帰りの中央線(国立で降り忘れたことは何回も(~_~;))、オムツ替えや授乳の時にふっといいアイディアが浮かんで(笑)慌てて書き留めたり、子どもの昼寝の時間は勿論、付き添いの病院の待ち時間など細切れの時間を利用してチョコチョコと雑務をこなし、あとは夜2人ボーイズを寝かしつけた後の深夜or早朝に論文を書く、、、のような生活でした。大変なこともあったけれど、育児をしながらも「自分の世界」の時間がちょこっとでも持てることは、やっぱり感謝です。(もちろん今でも!)。育児と研究をぐるぐると行き来しながら、うまく気分転換してやっていくのが大事ですよね。秋は学会シーズン。みんなファイトー!(S)
一橋生協の店長さんをご存知ですか。
とっても素敵な女性の店長さんです。
今年3月の博士号の学位授与式にはぜひ袴を履きたい!けれど、私は0歳児をかかえていまして(しかも授乳中で…)。そんなお話しをしたのは、なんとか口頭試問も終わり、学位授与式の本当に直前(たしか2月?!)だったかと思います。
自分が着付けをしてもらっている間に、ベビーを抱っこして待ってくれている母が、近くで待機できる場所があれば…と思っていましたが、もともと着付けの場所(=マーキュリータワーの教室!)は、着付けをしてもらう当事者以外、保護者も入室禁止でした。
母とベビーは、タワーのロビーで待機かな、、、(でもちょっと寒いし、おむつ替えが心配)と思っていたところ、卒業式の朝、店長さんからメールが!なんと貸衣装屋さんと話をして、着付けの裏の小部屋を使えるように手配してくださいました。有難い!おかげさまで着付けのぎりぎりまで授乳して、着付けが終わったらすぐにベビーの顔を見て(ぐずることなく授与式は爆睡…)することができました。
こんな形で、授与式に袴を履きたいという夢を応援し、かなえてくださった店長さんに感謝感謝です。 袴を履いた私の写真を、今年70歳になる父(如水会OB)が携帯の待ち受けにしているのを見て、ちょっと親孝行できたかしら・・・と思いました。(S)
今回の投稿では、当会の力強い仲間をご紹介します。その名も「一橋エルメス会」。一橋のOGを中心とした緩やかな集まりです。長年にわたって情報交換と人脈作りを積み重ね、昨年秋、外部資金による国際シンポジウムを成功させました(サイト参照)。
エルメス会は昨年、活動目的の1つに、育児支援基金の寄附集めを加えてくださいました。秋に1年ぶりのオフラインイベントが計画されているので、そこでまた、募金や定期引落寄附の呼びかけができればいいな、と思います。
https://teamhermes.wixsite.com/hermes-2
(N)
一橋の大学院入試から2年が経ちました。今日はちょっと振り返ってみたいと思います。
大学卒業以来、私は学術とは縁遠い生活を送っていたので、学校、研究科、指導教授選び、試験内容などの情報入手に四苦八苦でした。院試向けにも塾が存在するのをご存知でしょうか、よっぽど通おうか迷ったものです(笑)。
社会人入試の場合、「なぜ学業に戻るのか、家族の同意が得られているのかに対する回答を用意すべし」とものの本に書かれていました。
そこで思い出されたのは入社面接です。私は社会人期間中に何度か転職をしていますが、「結婚の予定は」「子供ができたら働き続けるのか」「残業に対して配偶者の同意は得られるか」「配偶者に転勤の可能性はあるか」「子どもの面倒は誰がみるのか」といった質問を必ずされてきたものです。
特にひどかったのは在中国の日系企業の面接だったと感じます。何社か受けましたが、日本の法律が及ばないとなるとこの有り様か、とどれほど不快で悔しい思いをしたことか分かりません。
院試の面接でもきっと何か聞かれるだろうと思っていたのですが…まったく聞かれず!30分の面接いっぱいに研究計画について厳しく指摘され、それ以外の話をする隙間はありませんでした。
生まれて初めて(大げさ?)”私自身”だけでもって評価をされていることがわかり、感動すら覚えました。今はそのとき面接官だった先生のゼミで研究を進めているところです。入学してから先生は、私が子育て中であることをとても気遣ってくださっています。研究への指摘は厳しく、人間づきあいとしては優しく、本当にいい先生、いい大学に巡り合えてよかったです!
修士課程2年(L)
子どもの体調管理は、自分自身の体調管理以上に重要だと痛感しています。子どもは、母親のことを本当によく見ていて、私が研究のことで頭がいっぱいだったり、ちょっとバタバタしている時に限って熱を出します。
修論の提出1週間前に、当時3歳の長男が熱を出し、熱性けいれんを起こして救急搬送に。(子どもは一晩入院して、熱も下がり回復して無事でしたが、修論の方は最後の2日、ほぼ徹夜でした・・・)博士課程に入ってからは、いくつかの学会に論文を投稿しましたが、やっぱり論文執筆が佳境に入ってくると、子どもの具合が悪くなることが何回もありました。
子どもって親の状況をよく見ているんですね。ちょっとバタバタしていて子どもと向き合う時間が足りないな、気持ちに余裕がないなという時に限って、必ず熱を出して「もっと私を見て~!」というサインを出してきます。そんな「リスク」も考えながら、母親は色々とやりくりしていきます。それでも子どもの具合が悪くなってしまった時、補助をいただいて一時保育を利用できることは、研究を続けていく上でとても大きな励みになりました。一橋で研究しながら、育児も頑張る学生をぜひ応援してください!(S)
夏学期から夏休みにかけて、3つの楽しい集まりに参加しました。うち2つは幹事でした。盛り上がっているみんなの前で、会計残を寄附することの了解をいただき、さらに募金箱も用意したら、それぞれに温かいお志をいただくことができました。ご参加の皆様、ありがとうございます。
この方法は、育児支援基金のアイディアを授けてくださったN先輩から教わったものです。幹事の悩みの種の会計残を母校支援の力に変える、小さなイノベーション。みんなで真似しましょう!(N)
おはようございます。
春夏学期の全14回授業を無事に終えました。
途中、長男の発熱、次男の手足口病もあり
綱渡りの14回でしたが、
みんなに助けてもらい、感謝感謝です。
一橋は受講生も本当に優秀で、
授業もやりやすかったです。
さ〜て今朝は4時起きでお弁当作り。
長男をキャンプに送り出し、
次男を保育園に届け
これから期末レポート採点の
ラストスパートです( ͡° ͜ʖ ͡°) (S)
いつもご支援をいただきありがとうございます。育児支援制度が出来たことで、研究者をこんなにも支援できるようになりました。
引き続き当事者の声をこちらで取り上げていきたいと思っております。
子育てはそれ自体がとても楽しいことですが、予期せぬ出来事はつきもの。その時は楽しむどころか、必死に日々を過ごします。
特に子供の体調は予測できません。前回のLさんの投稿にもありましたが、私もレポート締め切りまで数週間の余裕をもっていたはずが、子供が体調を崩してバッファがなくなり、締め切りに間に合わず、先生にお詫びのメールを送って単位取得を諦めたことがあります。
安心して研究を続けられる環境には、まだ課題はあります。しかしながら、こちらの実績をみると、今の制度がなかった時代より、207つもの光が照らされたと思っています。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
(P)
今期私が取ったある授業は、毎週グループワークでの課題がかなりありました。学期はすでに終わりましたが、課題のまとめはまだまだ続いています。子育てのため夜と土日に時間の取れない私は、授業のない水木金3日間の昼間が勝負!
なのですが、今週は水曜から息子が高熱にうなされ、いつも時間ギリギリで立てている学業計画が崩壊しました…
夜中や早朝にこっそり私だけ起きても、息子は気づいて飛び起きてしまうので、仕方なく布団に入ったまま作業しました。睡眠不足と肩こりと視力低下が押し寄せます😵
高熱の原因は溶連菌でした。修論を出す頃にもこのようなことがないとは限りませんね。余裕を持っていかねばと思いました。
修士課程2年(L)
私は一時保育補助を2人の息子に利用させていただきながら、この3月に博士号を取得することができました。この場をお借りしてご支援くださった方にお礼を申し上げるとともに、「一時保育補助」をどのように利用させていただいたのか、少しご報告したいと思います。今回は幼稚園の「預かり延長保育」です。
長男は希望していた保育園に入ることができず(待機児童になり)、幼稚園に通うことになりました。幼稚園は通常、お弁当を食べたら、終わり。保護者が13時半~14時頃にお迎えに行きます。ただし、息子の幼稚園には「預かり延長保育」というのがあり、申込をしておけば、他の園児が降園した後も、17時半まで1日1000円で預けることができました。
この延長保育のおかげで、私は大学院の午後の授業に出席することができました。また、共同研究に参加したり、他大で教壇に立つこともかないました。延長保育料の1日1000円は、単発の保育料としてはかなり安い方ですが、これを多い時で週4日、1か月利用するとなれば、まとまった額になってきます。長男の方では、主にこの延長保育料分をご支援いただきました。本当に感謝感謝です。
保育園の待機児童になった長男でしたが、幼稚園で先生や友だちにも恵まれて楽しく過ごすことができ、幼稚園には幼稚園の(保育園には保育園の)良さがあるということを私自身、身をもって経験することができました。育児支援の細やかなサポートが本当に有難く、研究を続ける上で大きな励みになりました。ありがとうございました。(S)
先日Nさんからも報告がありましたように、6月15日(土)に一橋で「日本女性学会大会」のシンポジウムがありました。私は今期、こちらの学会に携わっていらっしゃる先生のジェンダーの授業を聴講しており、ぜひ聴きにいきたいと考えていました。昨今はどんな研究をするにせよ、ジェンダーの視点を持たずにはいい考察ができませんし、今回のテーマはその中でも「男性研究」と、今特に注目の分野でした。
シンポジウムの間、今回は市のファミリーサポートを利用し、子どもを預かってもらいました。そして、みなさまの寄付で運営されている一時保育の補助を利用させてもらうことができました。今回は、補助の申請方法をご報告します。
[学生対象の一時保育等の利用料補助を受ける流れ]
①利用申し込みをする
利用の1週間くらい前に、男女共同参画推進室の職員の方へ「利用申込書」(左の写真の、左側の資料)と、何の事由で利用するのかがわかる資料を提出します。今回私は、日本女性学会のHPの学会案内のページの印刷を提出しました。
②当日、一時保育を利用する
学生本人宛ての名前で発行された領収書を受け取っておきます。
③利用報告をする
後日、男女共同参画推進室に領収書と、学会等の場合は実際に参加したことのわかる資料を提出します。今回私は会場で配布された印刷資料を提出しました。
ちなみに、子どもを預かってくださった方から、預かり中の様子を簡単な報告書にしてもらうことができました(左の写真の、右側の資料)。前回も同じ方に面倒をみていただいたので、今回が二度目の対面でした。息子は前の日からワクワクしてオモチャやおやつをカバンに詰めて待っていました。
④入金される
提出書類が受理されてから、数日で補助金を入金してもらえます。
このように手続きも簡素ですし、発表者やスタッフとしてでなくとも、つまり仕事ではない場合にも補助をいただけるのは、勉強会や学会の聴講が必要な学生には大変ありがたい制度です。1日最大2200円(年間上限金額あり)の補助がいただけるので、今回はほぼ9割を賄うことができました。
シンポジウムはあいにくの天気だったにも関わらず大盛況で、見渡したところ3−4割ほどは男性だったのではないかと思います。年齢層も幅広く、またお子さん連れの方もいらっしゃいました。私の息子はまだじっとしていられないので難しいですが、学術界は子ども連れにとても寛容ですよね。
ご支援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。
修士課程2年(L)
この週末は一橋大学で日本女性学会の大会がありました。
https://joseigakkai-jp.org/gamin/1428/
この学会に集う同僚たちこそ、2014年に私が着任する前に、本学に男女共同参画推進室を作る原動力となった方々です。また、そのお弟子さんたちの中には、室のスタッフや研究支援員として、あるいはランチ会参加者や育児支援制度利用者として、同室と深く関わる人が多数います。当初は院生で、今では立派な研究者になっている人もいます。
著作権法学会とバッティングのため、参加はできませんでしたが、大会運営に関与された皆さま、お疲れさまでした! これからも緩くつながっていきましょう!(N)
先月は論文執筆のための視察(とても調査とは言えず😔)で再び韓国に行ってきました。
ある地方の財団が主催する学術大会に足を運んだのですが、職員の方たちは日本から関心を持って来たというだけでとても歓迎してくれました。学会来場者用のおみやげとして、財団のロゴ入りエコバックやウォーターボトル、ミャンマーの大きな瓶入り岩塩までくださり(ミャンマーの発表者がいらしたため)、重いんだけどなあと苦笑しつつも、ありがたく頂戴してきました。
幸い韓国はそれほど遠くなく、また就学前なので子どもは連れて視察敢行中です。子どもも私の不在中にパパと遊園地や清渓川(写真)で遊んで楽しんでくれたようです。私は疲労で帰国するなり鍼灸院へ駆け込むありさまでしたが、今年はなんとか頑張ろうと思います。
修士課程2年(L)
この週末は一橋で刑法学会が開かれました。同僚たちが何ヶ月も前から一生懸命準備するのを見ていました。暑かったけれど晴天に恵まれ、きっと大成功だったと思います。お疲れさまでした。
私自身は、土曜日に都内某私学で「工業所有権法学会」に出ていました。私は他にもいくつか学会に入っていますが、どこでも、25年ぐらい前から今まで、学会当日の託児や一時保育が用意されたことはありません。
気になって調べてみたら、法学でそれを用意するところは、労働法学会や社会保障法学会など、ほんの一握りしかなく、むしろ理系や医学系のほうが用意されているのです。これは、ひょっとしたら、原資に関するオトナの事情が絡むのかもしれません。
ただ、個人的経験からいうと、学会が用意してくれる託児や一時保育で楽しく過ごせるかどうかは、子供の年齢や性格によります。会場から家が遠い場合は、連れて行く手間もばかになりません。
保育園が開いていなくて、親族の都合もつかない。しかし学会にはどうしても行きたい。そういうときこそ、所属大学の育児支援制度はとても力になります。例えばベビーシッターの派遣を受けられれば、子供もなじんだ場所でゆったりと過ごすことができます。一橋の場合、教職員のベビーシッター費用を大学が補助するのはもちろん、院生にも、育児支援基金を原資とする補助があります。
学会は、院生にとっては、文献を通じて知った憧れの学者が動いて話すところを見る場です。議論の全てに着いて行けなくても、そこに行った経験は必ず後で効いてきます。人事などのインフォーマルで大切な情報が飛び交う場でもあります。
子供のいる院生が、学会における一期一会の出会いを逃すことのないよう、育児支援基金への継続的ご寄附を、何とぞよろしくお願いします! (N)
10連休明けの一週目、やっと金曜日になりましたね(笑)
でも、一橋大学は10連休ではなかったんです。途中にしっかりと授業日が入っていまして、私も授業をしてまいりました。
さ~て、困ったことに長男の小学校も10連休、次男の保育園も10連休。私の担当授業日は、あいにく、夫も長男もそれぞれ別の用事で外出予定。次男(8か月)を預けられなければ、休講にするしかないかな…と思っておりました。そんな時、大学の男女共同参画室のご担当から「祝日授業日は、ベビーシッターさんの利用が無料になりますよ」と教えていただいたんです。まさに天の声!
無事に学内の申請手続き終えて、担当授業日の2日間(月曜日は授業日が2回もあったんです!)は、シッターさんを派遣してもらい、次男を自宅でみていただきました。有難いことに2日間とも、同じシッターさんが来てくださいました。最初は親も子も(!)ドキドキしましたが、とても素敵で優しいシッターさんで、私も安心してお預けして仕事に行くことができました。ちなみに、大学の授業の方は、欠席者はほんの数名、みなさん出席率が本当に高い!
仕事と育児の両立は、色々な方の助けをお借りしながら、まだまだ綱渡り。そんな中で、非常勤講師にまで、こんなに手厚いサポート(シッターさんの全額補助)が受けられるなんて、本当に感謝感謝。いい授業しなきゃダメだわ…と思いました!そして、昨年まで院生だった身としては、できればこのようなサポートが、学生にも広がっていくことを切に願っています。祝日の授業対応は、教師だけでなく学生も同じですからね。(S)
先日、初めて母校で授業をしました。
今まで、他の大学では何度か授業をしているのに、やっぱり母校での初授業は緊張しました。前日に、ちょうど別の教室で開かれていた学会に出席したのですが、1時間早く行って自分が授業をする教室に立ち寄り「機材チェック」をしてしまうほど。(学部~大学院で一橋12年目、勝手知ったる**教室ですが…)おかげ様で、何とか無事に初回授業を終えました。まさか自分が母校で教壇に立つなんて…やっぱり感慨深いものがあります。ちなみに受講生多数につき、来週からは大きな教室に変更に。いよいよこれからが本番だわ!
ところで、ゼロ歳の次男はまだ「慣らし保育」期間。お迎え時間が通常より早いため、結局、自宅最寄り駅から保育園まで、8センチヒールを履いたまま、久しぶりの全力ダッシュ(笑)卒乳間近・・・のはずが胸もしっかりカチコチに。次回は、搾乳機も持っていこう(S)
思い出話を一つさせてください。一昨年は一橋を受験する前にいくつか他の大学を回ったのですが、その中でとても心和む出来事がありました。
その大学院の説明会に登場なさった比較的若い男性教授は、抱っこ紐に赤ちゃんを抱えていらしたのです。「今日は連れも都合がつかず、こんな格好で失礼します」と一言。説明会のあいだ中、裸足の小さな足がぴょんぴょんと抱っこ紐の中で跳ねていていて、なんとも愛くるしい赤ちゃんでした。
いわゆる”普通”の一般企業では、子連れ出勤はほとんど許されないと思います。でも教授が子どもを連れて仕事にいらっしゃることで、若い学生たちが子育てと仕事が生活と共にあることを、当たり前の光景として捉えるようになるかもしれません。
もちろん子ども同伴の仕事は難しい面もありますが、あんな風景がこれからもっと広がり、許容される社会になっていってほしいなと思います。
修士課程1年(L)
はじめまして。世代をつなぐ会@一橋大学のお仲間に入れていただき、初めての投稿です。このたび、7年間の大学院生活を終えて、無事に博士号をいただくことができました。学部も入れると、一橋歴は11年!私もPさんと同様、企業勤務を経て、長男が1歳の時に受験して大学院に入り、次男を出産して2か月後に何とか博士論文を書き上げました。指導教授はじめ、ゼミ仲間、研究仲間、大学の事務さん、、、本当にみんなに助けていただきました。そして大学後援会からの育児支援金も有難くフル活用させていただきました。本当にありがとうございます。たくさんの方の応援に支えられて、博士号にたどりつきました。来月からは母校の非常勤講師として新たなスタートです。
2人男児の育児はしっちゃかめっちゃか、研究者としても駆け出しですが、これからも自分らしく頑張っていきたいなと思います。時々投稿しますので、どうぞよろしくお願い致します。(S)
出張でパリに来ています。パリ第1大学(パンテオン=ソルボンヌ)法学部に向かう途中、子供たちの登園風景に遭遇しました。幼稚園はもちろん、小学校も低学年では送迎が必須です。しかし親たちの労働時間は日本より短く、自分で行けない場合でもベビーシッターや保育ママのサービスが豊富です。父親の家庭参加も当たり前です。
体感ですが、フランスの法学部生の女子学生比率は7割、女性教員比率は5割ぐらいあるのではないかと思います。男女平等を本気で実現する社会に来るたびに、どうやれば日本でそれができるのか、考えさせられます。(N)
ゼミや週末に開かれるシンポジウムといった比較的アットホームな場では、先生が子どもを同伴しても構わないとおっしゃってくれます。私の子どもは体を動かすイベントに参加させてもらったことがあります。迷惑をかけないかヒヤヒヤしましたが、本人はかなり満喫している様子でした。また、他の学生さんのお子さんがゼミに来た時は、時々かわいい声を発するので教室がとっても和みました。
子どもを連れていることを周りの皆さんが自然と受け入れてくれているようで、一橋はとてもいい環境だなと思います。
修士課程1年(L)
同僚の山下裕子先生が、一橋大学平成10年(1998年)卒・卒業20周年の会で募金をしてくださいました。集まった額は92,763円! 社会の中核をしっかり支えつつ、子育ても真っ最中であろう皆様、ありがとうございました!
今回は募金でしたが、楽しい集まりの会計から余剰が出たときも、団体名義でのご寄附をご検討ください。一橋大学後援会では、一橋卒に限らず、また同窓会にも限らず、あらゆる団体からのご寄附を受け入れます。
育児支援基金には、皆様のおかげで、年度初めより3月6日までの間に735,332円が集まりました。来年度の事業に向けて夢が膨らむ季節です。引き続き、よろしくお願いします!
学業と育児の両立に、迷いがなくなりました
どんなに女性の社会進出が進んでも、子供預けて仕事をするのは多かれ少なかれ後ろめたいものです。そうかといって子供と1日中一緒にいる道を選んだとしても、世の中から取り残されてるような焦りや不安、社会に何も貢献していないような後ろめたい気持ちが頭をもたげています。ましてや、学業のために我が子他人に預けるというのは、より多くの罪悪感を伴うものであるかもしれません。本制度とはそんな固定観念にがんじがらめになっている迷える母親たちに1つの筋道を示してくれました。経済的な支援以上の意義を持つものだと大変感謝しております。
言語社会研究科 修士課程
大学院生 お子様5才
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投稿者後記
研究者としてのキャリアは、対外的になかなか理解されにくいものです。だからこそ、大学が制度として育児支援を儲けていることは、研究者の背中を大きく押してくれることでしょう。まさに、経済的な支援以上の意義を持つものと思います。(P)
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一橋は三連休最後の月曜日が、祝日授業に指定されていることがあります。2018年度は5回ありました。祝日は幼稚園・学校がないため、支援基金による費用補助を利用して、地域のファミリーサポートサービスで子どもも預かってもらったことがあります。
面倒を見てくださった方は、遊び相手ができるようにとお孫さんを呼んでいてくださり、一緒に工作をしたりゲームをしたり楽しい時間を過ごしたようです。
育児支援基金は、このように特別な時に活用させてもらうのに大変役立っています。みなさまのご支援に感謝いたします。
修士課程1年(L)
ジャーナリストの治部れんげさんは、2016年から2018年まで、子育てしながらHMBAで学ぶ院生でした。その修論は『炎上しない企業情報発信―ジェンダーはビジネスの新教養である』(日本経済新聞出版社、2018)として出版され、話題をさらっています。
れんげさんから大学への提言を、HUB公式ブログより転載します。
「日本社会全体を見渡すと、社会人の学び直しが注目されていて、そこでは大学に対する期待も大きいです。子育てのみならず、介護をしながら学ぶ人もいるでしょうから、一橋大学全体として、学びと家庭生活を支援する姿勢をもっと公式に打ち出して欲しいと思います。」
これが組織決定となる日まで、考えが違う人とも(むしろそういう人とこそ)、粘り強く対話を続けようと思います。応援よろしくお願いします。(N)
http://www.ba.hub.hit-u.ac.jp/column/2019/02/post-7.php
子育て中の院生です。今年度は育児支援基金による費用補助を利用して、市の子育てサポートサービスを2種類利用しました。一つは夜9時まで子どもを預かってくれるもので、研究関連の話が聞ける講演会に参加する際にお願いしました。
途中で抜けて帰らなくてはならなかったのですが、本来ならば行かれないところを、ありがたい限りでした。
私が迎えに行くまでに、子どもは食事・歯磨き・お風呂を済ませてくれていて、大変助かりました。本人も他の子たちと楽しく過ごしたようで、「明日も行く」なんて言うほどでした。
頻繁に遅い時間まで家を空けるのは難しい状況ですが、どうしてもという時に頼れるサポートがあるのは心強いです。
修士課程1年(L)
一橋OGを中心に500人以上が参加する、「一橋エルメス会」という緩やかなネットワークが、2013年からあります。昨日、その集まりに参加してきました。
発起人の海部さんのご提案により、会として、育児支援基金の募金活動をしてくださることになりました! 詳細はこれから決まりますが、「世代をつなぐ会」とは幅広く連携していくことになるでしょう。これからが楽しみです。(N)
http://teamhermes.wixsite.com/hermes-2/about
留学中、ふたりめの出産を乗り越え、論文執筆開始できました!
私は8歳と0歳の2人の子供を持っております。フルタイムの主人と外国にいる親戚はほとんど育児サポートすることができなかったのです。保育所にも預けられず、昨年一時保育補助をいただいて0歳時の在宅保育を使いました。その支援のおかげで、2つのゼミに参加でき、博論に必要な資料の収集に行け、研究が引き続きできることになりまして、心から感謝しております。これからもっと学会等の研究会に参加してみたいと思います。いろいろお世話になりまして、改めて感謝しております。
言語社会研究科 博士後期課程
私の同期生Iさんが、如水会大阪支部の常任幹事をしています。彼女に誘われて、同支部の新年賀詞交換会に私費参加してきました。式次第に従い、短いスピーチで院生育児支援の意義を訴えた後、食事・懇親の時間に募金箱を持って各テーブルを回ったら、何と10万円を超える募金をいただけました!! 人気者のIさんと、2017年卒の振袖のお二人が一緒に回ってくれたお陰です。
アニュアルギフト(定期引落寄附)をもっと宣伝すればよかったという反省もありますが、大阪の同窓の温かさに、驚き感激しています。(N=如水会員かつ一橋大学教員)
子育てをしながら一橋大学大学院を卒業しました。在籍中は子供の病気で通算で3ヶ月休み、退学の危機でした。情報交換のランチ会で、ベビーシッターをしてくれる方と出会い、なんとか卒業できました!
当時、育児支援金はありませんでしたが、皆さんのご協力で実現したことを嬉しく思います。特に休日開講授業に出やすくなったとの声は嬉しいですね。私は断念していました。
現役中、たくさんの方に支援していただいたので、今度は私が現役生を応援したいと思います。
現役生のみなさん、長年の夢を諦めることなく、世界に一橋大学の名前を羽ばたかせてください。
応援しています📣
修士課程 H27卒(P)
こんにちは。私は子育てをしながら一橋大学大学院に在籍し、育児支援基金を利用させてもらっている学生です。祝日授業日や週末に開かれるシンポジウムに参加する際は大変助かっています。ご支援ありがとうございます👩👦
これから、子育てする院生の日常や、支援を受けている仲間からの感謝の声を伝えていきたいと思います。
修士課程1年(L)
一橋大学の研究者の卵の育児支援に関心を持っていただき、ありがとうございます。当ページでは、支援の原資として、一橋大学後援会の「育児支援基金」へのご寄附を呼びかけています。
オンライン操作のみでご寄附を完結させる方法をご案内します。後援会のサイトに書かれています(http://www.hit-u-koenkai.or.jp/donation/index.html...)。
1)上記サイトより寄附申込書をダウンロードして、必要事項を記入
2)寄附申込書を電子メールに添付して、上記サイト記載のアドレスへ送る
3)寄附申込書記載の指定口座にネットバンキングで寄附金を振り込む
※如水会(一橋大学同窓会)会員の方は、会員証クレジットカードによる継続寄附の「アニュアルギフト」をどうぞご検討ください! 上記サイトからリンクをたどれば、オンラインですぐに設定できます。
温かいお志をどうぞお寄せください!(N)