【束の間の育児休業と部分休業】
目途が立たなかった仕事がようやく落着したことし3月末。
「育休を再取得しよう」と自分を鼓舞し、課長に囁くようにして談判した結果、4月最終週までの正味20日間、中断していた育休を再開しました。
ちょうど妻が職場復帰をするのが4月1日。1年半以上キャリアから遠ざかっていた妻がまずは仕事に専念するために、馴らし保育は自分が送り迎えをすることに。
界隈では「バトンタッチ型育休」といわれる取り方のようでしたが、地元区役所にその報告をしたら「前例がない」(正確には少ない)、「不可能ではないが保育量の変化はこまめに報告するよう」との趣旨の指導を受けました。
確かに区役所に所定の様式で提出する際、僕の育児休業証明と妻の復職証明、そして僕の復職証明の3点を同時に提出できないと、内定前の「必要保育量」に影響が出てしまうようなつくりの書類でした。
幾ら制度改正しても、書類と仕組みというレッドテープが、男性育休を阻むおそれがあることを痛感しました(書類に詳しくなかったら断念してたかも)。
毎日馴らし保育をしていく中で、園での昼食後の着替えの用意や園での必要品を揃えることがなまじ楽しくなってきたきらいもあり、復職後も朝の送りは自分が担当したいと家庭内で自薦し、今では毎日朝1時間半の部分休業を取得させていただいています。
職場では中堅的なポジションとなってしまった自分が席を空けがちになることについて、同僚や上司からは不安の声も漏れましたが、意外と仕事全体の要所要所で部下に指示を出し、上司からの命は毎週月曜の決まった時間に承るなどの工夫をしたことで、自分のマネジメントスキルも若干巧妙になった気がします(笑)。
自分が不在のときにいかにチームを回しておける仕掛けが組めるか。
そんな視点で仕事を組んだことは、毎日出勤する生活では考えもしなかったので、これも(怪我ではないのですが)功名だと実感しました。
※ただし、職場の協力や息子の(体調の)協力もあってなしえたことなので、これらの諸変数がうまく揃わないと、潰れてしまう働き盛りの方も一定程度いるなとも思えました。
長くなってしまいましたが、最近は土日に発熱してしまった場合の
かかりつけの小児科に行けない時のスマートな対応を模索しています。
(地元医師会の無料診療で済ますのか、近くの大学病院の外来で有料でも受け入れてもらうのか(ただし結構待たされる、しかも解熱剤しか出してくれない)・・のあたりでぐるぐる悩む)
是非とも1歳8ヶ月前後の良く動く病気を貰ってきがちな男の子をお持ちの私と同じパパさん(勿論ママさんもですが)と情報交換しながら、修論もそろそろ書き上げたいと思っています。
皆さんどうぞご指導のほどよろしくお願いします(育児も論文もその兼ね合いも)。
修士課程在籍社会人(Y太)