先日、ちょっと面白いことがありました。私はガーデニングをしていまして、好きなことは体力を使おうが、時間を使おうが、気持ちよくできるものです。
子どもから「ガーデニングは育てるためにとても時間がかかるのになぜできるの?」と聞かれました。
私は自分も楽しくて、さらにそこにいる人たちが気持ちよくなれば尚良しと思っていました。そして、家族はこの庭で気持ちよくすごしているのだろうと勝手に思っていました。
ある日のこと。何かの話の流れで夫が「庭の水やりが大変だ」と不満をもらしました。私は、え?という感じでした。というのも、一度も水やりを頼んでいません。なのに夫は朝早くから水をまいていたのです。植物が増えるとケアも増えるから嫌だということでした。
私は夫が好きでやってると思っていました(笑)次の日から、夫は水やりをやめることになりました。植物は種類によって水やりもタイミングが違いますから、夫が水やりをやめたら植物が元気になりました(笑)
好きで水やりをしている私と、家事としてやっていた夫では、植物も反応が違うようです。
ところが、そんな夫も再び水やりを始めました。15cm✕15cmのピンポイントですが(笑) お気に入りのレストランで食べるハーブが美味しくて、シェフから苗をいただきました。なかなか手に入らないものですし、自家製ハーブが楽しめると思ったら、夫はウキウキしてきたようで、大事に霧吹きをつかったりして水をあげています。めでたしです。
ガーデニングを通して、「家事」とは何かと考えました。水やりを家事と思っていた夫は、植物を増やして自分の負担が増えるようなことはしたくないと思っていました。私にとっては、植物が増えるので楽しみが増えるととらえていました。
こういうことは、ちょくちょく起こっていそうです。よくわからないけど忙しいと感じる時は、それを苦に思わない人にやってもらうか、それ自体を無くせないかを考えるのが良さそうです。
以前、小さな子どもを持つ友人が、子どもにお水ちょうだいを言われないように、ウォーターサーバ付き冷蔵庫を買ったら、快適だったという話を思い出しました。
ちょっとしたことで変わるならやってしまいたいですね。
H27商研卒(P)