先日、思いがけず就職が決まりました。勤め先は、とある財団になります。これまでの社会人経験を土台にして、大学院で学んだことが活かせる職場となるので、とてもよかったです。
現在私は博士課程2年で、欲を言えば論文を書いた後だったら…というタイミングです。でも、めったに空かないポストだと思い、指導教授ともよく相談して今回決断しました。私は当初から非営利団体や民間の研究機関を就職先に考えていたので、その点も◎です。
まずは仕事に専念することになるので、論文はどうなるかわかりません。ただ、時間が開いてしまうとやる気を失いそうなので、週末だけはコツコツやろうと思います。
そして、私もさっそく世の働くお母さんの悩みを経験しました。子どもの登校時間よりも、私が家を出る時間の方が早い!また、子どもの習い事の保護者当番の代わりを見つけないといけない!などなど。
ほかにもいくつか抱えていて頭がついていかず、習い事の振り替え日時を2度も間違えてしまいました。これは身を引き締めないとまずいです…
また、就職の際に求められた「身元保証人」。そこには「三親等以内を基本」とありました。私の父はすでに他界しており、母は無職。配偶者や兄弟が健在なのでなんとかなりますが…。しかし、一人っ子で、いとこすらいない私の息子はこの先、法的な結婚をしない限り大変かもしれません。
このような場面に出くわすたびに、まだまだ伝統的な「家族」が社会の基本構造なんだと思わされます。あらゆる人が暮らしやすくなるためには、こういうところにも手を入れていく必要がありますね。
博士課程在籍(L)